ドル買いの流れが優勢に。昨日は125円77銭までと、2015年に付けた高値125円86銭前後を前に上値が抑えられた。
ただ、その後の押し目は限定的。流れはまだ上方向で、上値更新が視野に入っている。
その前の高値は135円を付けた2002年までさかのぼる。
今日の注目は21時半の米消費者物価指数。事前予想では前年比8.4%までの上昇が見込まれている。
8%台はかなりのインパクト。高い水準からさらなる物価高という状況も警戒感につながる。
2月と比べてかなり上昇しているガソリン小売価格の影響もあり、予想前後の数字は十分に見込まれるところ。
米大幅利上げ期待につながる形でドル買いが加速する可能性も。
MINKABU PRESS 山岡和雅