昨日はFRB理事発言を受けたドル買いが優勢に。
ユーロは切り返しており、早期利上げの期待を感じさせる展開となった。
今日もドル高の流れが期待されるところとなっているが、
本日から6月ということでISM製造業が発表される。
物価高を受けて今後の米景気動向への注目度が高まる中
先行指標である同指標の注目度はかなり高め。
前回から若干の鈍化見込みも50をしっかり超えた水準での推移と見られている。
ただ、構成項目のうち新規受注などが弱めに出ると警戒感も。
雇用部門は前回弱めに出ていたが、今回は回復が期待されているところ。
このあたりの数字にも要注意。
カナダ中銀は0.5%利上げが見込まれている。
3月の0.25%利上げに続いて、4月に0.5%利上げを実施した同中銀。
今回0.5%の追加利上げということで、かなりの積極的な引き締めという印象に。
声明などでさらなる追加利上げを示唆してくるとカナダ買いも。
MINKABU PRESS 山岡和雅