今日明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは一方向に動きにくい。海外市場ではいったん143円だ後半まで上昇の場面も、その後調整が入っている。短期金利先物市場動向からみた利上げ割合を示すCMEFedWatchでは1%利上げ見通しが18%程度残っており、下値を支える形に。ただ、期待が行き過ぎているようだと、大勢の見通し通り0.75%の利上げにとどまったとき、ドル売りが入る可能性があり、発表までは動きにくい。
アジア市場で0.99台後半を付けていたユーロドルも。1.00台に戻しており、ドル買いは一服。こちらも上下とも動きにくい展開。今日は様子見ムードが強い展開が見込まれる。
MINKABU PRESS 山岡和雅