日本時間午後11時にカナダ中銀(BOC)理事会の結果が発表される。市場では政策金利は現行の0.50%から1.00%に0.50%引き上げられるとの見方が優勢となっている。0.50%の利上げはおおむね織り込まれており、声明が焦点になっている。2月のカナダ消費者物価指数は前年比5.7%上昇となり、前年比の伸びが1月の5.1%上昇から加速し、1991年8月以来の高水準になっている。インフレが1-3%の目標レンジから一段と上方に乖離していることを受けて、声明で追加利上げが示唆されるようであれば、カナダドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には3月の米生産者物価指数も発表される。総合の大方の予想は前年比10.6%上昇、コアの大方の予想が同8.4%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の10.0%から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の8.4%から変わらないとみられている。
MINKABU PRESS
また、日本時間午後9時半には3月の米生産者物価指数も発表される。総合の大方の予想は前年比10.6%上昇、コアの大方の予想が同8.4%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の10.0%から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の8.4%から変わらないとみられている。
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