日本時間22日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同22日午前3時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。市場では政策金利は現行の2.25%~2.50%から3.00%~3.25%に0.75%引き上げられることがほぼ確実視されている。0.75%の利上げは織り込み済みで、声明や政策金利見通し、パウエル米FRB議長の会見が焦点になっている。政策金利が今回引き上げられれば、FOMC参加者の間で中立と考えられている水準を超え、景気抑制的な領域に入ることになり、声明や政策金利見通し、パウエル議長の会見で、今後の利上げペースの鈍化が示唆されるようなら、ドルが売られる可能性がある。
経済指標としては、日本時間21日午後11時に8月の米中古住宅販売件数の発表が予定されている。大方の予想は年換算470万戸となっており、前月の同481万戸を下回り、7カ月続けて減少するとみられている。
MINKABU PRESS
経済指標としては、日本時間21日午後11時に8月の米中古住宅販売件数の発表が予定されている。大方の予想は年換算470万戸となっており、前月の同481万戸を下回り、7カ月続けて減少するとみられている。
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