日本時間午後8時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や声明、議事録が発表される。市場では政策金利は現行の1.75%から2.25%に0.50%引き上げられるとの見方が優勢となっている。0.50%の利上げはおおむね織り込み済みで、声明や利上げ票の動向が焦点になっている。インフレが中銀の2%の目標を大きく上回るなか、0.75%の利上げ票が複数あるようなら、ポンドが買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時には8月の米景気先行指数も発表される。大方の予想は前月比0.1%低下となっており、前月比では6カ月続けて低下すると見込まれている。
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日本時間午後9時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や声明、議事録が発表される。市場では政策金利は現行の0.50%から0.75%に0.25%引き上げられることがほぼ確実視されている。0.25%の利上げはおおむね織り込み済みで、声明や0.50%の利上げ票の動向が焦点になっている。0.25%の利上げを決定した前回2月の会合では0.50%の利上げ票が4票あった。1月の英消費者物価指数は前年比5.5%上昇となり、12月の同5.4%上昇から伸びが加速し、インフレが中銀の2%の目標から一段と上方に乖離しており、今回の会合でも0.50%の利上げ票が複数あるなら、ポンドが買われる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、同午後10時15分には2月の米鉱工業生産指数も発表される。3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、大方の予想が14.8となっており、前月の16.0を下回り、2カ月続けて低下すると見込まれ、2月の米鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比0.5%上昇となっており、前月比では2カ月続けて上昇するとみられている。
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