日本時間午後9時半に9月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想は前年比8.1%上昇、コアの大方の予想が同6.5%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の8.3%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の6.3%上昇から加速するとみられている。前回8月の米消費者物価指数でガソリン価格の前年比の伸びが7月から大きく鈍化したものの、食品価格や住居費などの前年比の伸びが7月から加速し、全体の伸びが予想を上回った。インフレの幅の広さや根強さが確認されており、今回も前回と同様、予想を上回る結果になれば、米連邦準備理事会(FRB)の積極的金融引き締め継続の見方が強まり、ドルが買われる可能性がある。
MINKABU PRESS
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