このあと日本時間23時に3月のISM製造業景気指数が発表される。予想は59.0と前回から若干の上昇が見込まれている。前回はオミクロン株の影響が緩和し、新規受注や生産が伸びていた。今回もその流れが続くことが予想されているが、仕入価格の高騰や大量の受注残、サプライチェーンの新たな問題が示される可能性はありそうだ。
人材確保の制約は緩んでいる可能性はあるが、今回はウクライナ情勢が反映されることが確実視され、食料や素材、エネルギー価格の上昇が米製造業のセンチメントを圧迫している可能性はありそうだ。
ただ、米雇用統計発表後ということもあり、為替市場がどの程度の反応するかは未知数。
なお、同時刻に2月の米建設支出の発表も予定されている。
米ISM製造業景気指数(3月)23:00
予想 59.0 前回 58.6
米建設支出(2月)2日23:00
予想 1.0% 前回 1.3%(前月比)
USD/JPY 122.98 EUR/USD 1.1045 GBP/USD 1.3098
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美