CMEFedWatchで示されている短期金利先物市場動向から割り出された政策金利見通しでは、ターミナルレート(利上げの終着点)の見通しが昨日のパウエル米FRB議長発言で引き上げられている。
12月のFOMCメンバーによるターミナルレート見通しは5.00-5.25%となっていた。市場は2月初めの時点ではそこまで金利が上がらないという見通しが強く。4.75-5.00%が大勢となっていたが、先月発表された米指標の強さを受けて徐々に上方修正され、直近では5.25-5.50%と5.50%以上の見通しが拮抗し、5.00-5.25%見通しが少数派、4.75-5.005見通しが0%という状況になっていた。
昨日のパウエル米FRB議長発言を受けて、見通しの上方修正が強まり、5.50%以上の見通しが80%を超える状況となった。5.25-5.50%が17%程度。5.00-5.25%見通しが0%となっている。
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2023-03
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ターミナルレート見通し、短期金利先物市場では12月FOMCで示された5.00-5.25%の見通しが0%に
ターミナルレート見通し、短期金利先物市場では12月FOMCで示された5.00-5.25%の見通しが0%に