東京外為市場でドル円は127.63円付近まで水準を切り上げた。東京朝方に126.93円まで下げた後は円買い・ドル売りが巻き戻されている。世界的な景気見通しの悪化を背景に主要な米株価指数が下値を試していることや、中国・北京の都市封鎖が警戒されているなかで円買いが持ち込まれているようだが、ドル円は引き続き先週のレンジ内を維持。円売り圧力が根強い。
クロス円は下げ一服。ユーロ円は135.83円付近、ポンド円は160.55円付近まで切り返した。豪ドル円は91.46円付近まで上昇後に上げ一服。1-3月期の豪消費者物価指数(CPI)は強かったが、豪ドル高は瞬間的だった。
MINKABU PRESS