急ピッチな下げからNY時間にかけては買い戻しも見られ、一時134円台半ばまで買い戻される場面が見られたが、米国債利回りも下げに転じる中で、再び上値が重くなっているようだ。
ただ一部からは、今週の下げは行き過ぎのように見え、ドル円の押し目買いを推奨する声も出ている。今後2週間で138円まで戻す可能性があるという。
本日は第2四半期の米雇用コスト指数が発表になっていたが、第1四半期からは伸びが緩んだものの、予想以上の強い内容で、FRBの軸足が成長へシフトすることを期待するのは時期尚早である可能性を示唆しているとしている。米政策金利の誘導目標は3.50%-3.75%の水準まで上昇する可能性が十分にあり、ドル円の上値追いを今後もサポートするとしている。
USD/JPY 133.47 EUR/JPY 136.07
GBP/JPY 162.31 AUD/JPY 93.04
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美