ドル円は調整含み、対主要通貨でのドル売りや円買いで＝東京為替前場概況

　東京外為市場でドル円は１２７．１５円付近まで下落。対主要通貨でドル売りや円買いが入っている。米国の景気後退が警戒されていることがドルの重し。インフレ高進を利上げで抑制する必要がある反面、景気見通しが変化した場合に米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が積極的な金融引き締めを継続できるのか疑問視されている。

　欧州通貨やオセアニア通貨は対ドルで堅調だが、クロス円は軟調。欧州通貨・資源国通貨高よりも円高の動きが勝っている。ユーロ円は１３４．６６円付近、ポンド円は１５９．４１円付近、豪ドル円は９０．０１円付近まで弱含み。

MINKABU PRESS