前日の海外市場で118円台に乗せたドル円は、その流れの中で午前中に118円43銭まで上値を伸ばした。もっとも昨日東京午前の118円45銭に届かず、利益確定売りなどに押されて値を落とし、午後は118円10銭台を付ける動きも。
この後NY市場午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、積極的なドル買いに慎重姿勢。地合いは堅調で調整の動きも大台を維持しているが、やや頭の重い展開に。
ユーロドルは1.0970台での推移。昨日の海外市場で1.1020前後から1.0920台まで下落。その後は買い戻しが入る展開となり、東京市場でもその流れが継続する形で1.0970での推移。ただ、ドル円同様にFOMCを前に積極的な動きは手控えられており、東京市場は落ち着いた動きとなった。
クロス円も同様に目立った動きを見せておらず、ユーロ円は129円台後半でのもみ合いに。
MINKABU PRESS 山岡和雅