東京外為市場でドル円は121.30円付近まで上昇した。米長期金利が2.33%付近まで上げたことが背景。米国と日本の物価・景気・金融政策見通しは乖離しており、円売り・ドル買いに傾いている。ただ、ドル円は昨日高値である121.42円付近を控えて上値は伸びず。
ユーロ円は132.95円付近、ポンド円は159.59円付近、豪ドル円は90.55円付近まで一時弱含んだ。ドルに対して欧州通貨や資源国通貨売りがやや優勢となったことが重し。ただ、ドル円がしっかりと推移していることから、クロス円の下値は広がっていない。
MINKABU PRESS