声明やパウエル議長の会見が注目されるが、市場の利上げ期待をどの程度支持するかによってドルの反応が変わるとの声も聞かれる。パウエル議長が現段階で、市場の利上げ期待自体を支持する可能性は高いが、どの程度の支持なのかを市場は注目している。市場は6月、7月も大幅利上げの可能性を織り込んでおり、そのうち1回は0.75%の利上げを高確率で織り込んでいる状況。
市場はドル高の反応への期待が高い。しかし、FOMCメンバーからは0.75%の利上げに慎重な声が出ているのも事実。その期待を後退させるような内容であれば、ドルは一旦戻り売りが強まる可能性も留意される。
USD/JPY 130.08 EUR/USD 1.0539 GBP/USD 1.2492
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美