東京外為市場でドル円は130円前半で小動き。本日の4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて模様眺めムードが強い。米インフレ率の高まりは日米の金融政策見通しの違いをさらに際立たせ、ドル円を高みに導く原動力となる一方、米景気後退懸念を後押しするリスクもある。
欧州通貨や資源国通貨がドルに対してややしっかりと推移しているなかで、クロス円はわずかに水準を切り上げている。ユーロ円は137.41円付近、ポンド円は160.87円付近、豪ドル円は90.77円付近まで強含み。
MINKABU PRESS