NY時間に入ってドル円は135円台前半での推移となっている。きょうも東京時間に134円台に下落したものの、下値での押し目買い意欲が強く135円台に戻している。ドルは軟調な動きとなっているものの、円安の動きがドル円の下値をサポートしている状況に変化はない。日銀が主要国の中で唯一、金融緩和姿勢を維持する中で、各国との金融格差拡大が引き続き円売りをサポートしている。
一方、ドルの方は戻り売りが優勢。市場はリセッション(景気後退)へのリスクを高めており、FRBの利上げサイクルが市場の期待ほど高まらないのではとの見方も出始めている。米金利上昇観測の一服で足元の株式市場の地合いが改善しており、これがドルを圧迫しているとの指摘も出ている。今週は重要な米経済指標がないため、新たなショックがなければ、株式市場は四半期末に向けて買い戻しが続き、それがドルを圧迫するという。
一方、ドルの方は戻り売りが優勢。市場はリセッション(景気後退)へのリスクを高めており、FRBの利上げサイクルが市場の期待ほど高まらないのではとの見方も出始めている。米金利上昇観測の一服で足元の株式市場の地合いが改善しており、これがドルを圧迫しているとの指摘も出ている。今週は重要な米経済指標がないため、新たなショックがなければ、株式市場は四半期末に向けて買い戻しが続き、それがドルを圧迫するという。
USD/JPY 135.17 EUR/JPY 143.27
GBP/JPY 166.34 AUD/JPY 93.84
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美