この日発表の米生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったことや、ワシントンで開催されている国際金融協会(IIF)の会合に黒田日銀総裁が出席しており、「物価安定目標達成するまで金融緩和を継続」と述べたことも、ドル円の買いをサポートしている模様。
このあと日本時間の3時に9月開催分のFOMC議事録が公表される。9月のFOMCでFRBは市場の期待以上にタカ派姿勢を堅持していることを強調していた。FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)も市場の予想以上の利上げ予想を示していた。パウエルFRB議長は会見でリセッション(景気後退)へのリスクを認めたうえで、インフレ抑制が最優先事項との認識も示していた。
議事録でもタカ派な内容が示されるものと期待されている模様。
USD/JPY 146.88 EUR/USD 0.9690 GBP/USD 1.1080
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美