今回の米雇用統計を受けて、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが、それまで体制の予想となっていた0.5%ではなく、3会合連続での0.75%になるとの思惑が広がり、ドル買いに。米短期金利先物市場動向から計算された利上げ確率を示すCMEFedWatchを見ると、雇用統計前に66%を占めていた0.5%利上げ期待が30%を割り込むところまで、残り70%強が0.75%利上げという状況
に。
利上げ見通しが引き上げられたこともあり、序盤に大きく下げた米株式市場が、その後買い戻され、ダウ平均株価がプラス圏に浮上したこともドル買い円売りに寄与。
ユーロドルは1.01台後半推移。ドル高の流れの中で1.01台前半まで下落も、対円でのユーロ買いなどが支えとなった。
MINKABU PRESS