鈴木財務相は「円安にはプラスとマイナスの両面ある」などと述べたが、実弾介入を有無を探ろうとしている市場参加者の注目を集める発言は見られず。8月の中国鉱工業生産指数や小売売上高は堅調だったことは特に材料視されていない。ゼロコロナ政策が続いているなかで、中国の経済指標の推移に一喜一憂する意味合いは薄い。
ユーロ円は142.95円付近、ポンド円は163.95円付近、豪ドル円は95.78円付近まで下落した後、それぞれ安値から切り返した。午後に入って豪ドル円は96.43円付近まで強含んだが、上値は限定的。
MINKABU PRESS