ドル円は143.71円まで上昇、朝の安値142.71円から1円も上げている。歴史的な円安相場について、鈴木財務相は、最近の動きは一方的だとして、強い関心を持たなければならないといつも通りの発言だった。一方、松野官房長官は、このような動きが続くようであれば、必要な対応をとりたいと、円安牽制発言をした。ただ、マーケットはむしろ円売りで反応。為替介入はないと見透かされているもよう。また、松野官房長官は日本の水際対策見直しについて、円安メリットを生かせると想定していると述べたことで、日本政府は円安を歓迎していると捉え、海外勢が円を売ったとの見方もある。
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2022-09
2022-09-08
ドル円143円台後半まで 松野官房長官の「円安メリット生かす」発言で円売りとの声も
ドル円143円台後半まで 松野官房長官の「円安メリット生かす」発言で円売りとの声も