ドル指数は週明けも続伸。東京不在のアジア市場では先週末終値(112.795)を挟む上下動となるなかで、一時112.621まで低下した。その後は午後にかけて上昇の流れが優勢に。ロンドン時間に入ると騰勢が明確になり、113.310まで高値をの伸ばした。9月29日以来のドル高水準となった。
先週末に発表された米雇用統計が雇用増、失業率ともに強く、米金融当局の積極的な利上げ路線が正当化される内容となったことが、株安とともにドル買いの流れを進行させている。
ドル円は週明けアジア市場で145.67レベルまで買われ、介入が入る直前につけた高値145.90レベルに接近した。ユーロドルとポンドドルはロンドン時間に入ると売りが強まり、ユーロドルは0.9682レベル、ポンドドルは1.1027レベルまで安値を広げた。
ドルインデックス=113.13(+0.34 +0.30%)