米第3四半期GDPが3四半期ぶりにプラス成長となったことや、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことを受け、米積極利上げ継続に伴うドル買いが再開している。また、イエレン米財務長官がインフレが容認できないほど高いと述べたこともドル買いを後押ししている。ドル円は146.40円付近まで上昇している。ユーロドルやポンドドル、NZドルは軟化している。米10年債利回りは時間外で3.93%台に上昇している。
イエレン米財務長官はCNNのインタビューで、27日に発表された米GDP速報値の結果は米経済の強さを裏付けている、米経済に景気後退の兆候は見られず、米経済は引き続き好調だと述べた。また、インフレ率は容認できないほど高水準だとも述べた。