先ほどからパウエルFRB議長の会見が行われているが、為替市場は次第にドル売りの反応が強まっている。議長は「いつか利上げペースを落とすのが適切なる。労働市場は幾分軟化する可能性が非常に高い。いつか利上げペースを落として効果を見極める可能性」などと、幾分タカ派色を和らげる発言も出ていることから、米国債利回りの下げと伴に為替市場はドル売りの反応を見せている。
ドル円はFOMCの結果を受けて、144.70円付近まで上昇したものの、パウエルFRB議長の会見が始まって143円台半ばに急速に伸び悩む展開が見られている。
USD/JPY 143.75 EUR/USD 0.9885 GBP/USD 1.1327
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美