ボウマンFRB理事は40年ぶり高水準にあるインフレ率を抑えるために、大幅な利上げ実施を支持すると述べた。ボウマン氏は、米国のインフレはあまりにも高すぎると指摘。インフレ率が低下している兆候が見られない場合、金利を大幅に引き上げることを検討すべきだというのが私の見解だ。インフレ率が低下した場合は、利上げペースを緩めるのが適切だろうと述べた。
きょう発表される米消費者物価指数は前年比+8.1%と、ガソリン価格の下落を受け、前回の+8.3%からやや伸びが鈍化することが見込まれている。一方、食品・エネルギー除くコアは前年比+6.5%と前回の+6.3%から上昇し、再び約40年ぶりの高水準を記録することが予想されている。