きょうは7月の英小売売上高が発表され、予想外に販売量ベースで前月比0.3%の増加となっていた。記録的な高インフレで英消費者のセンチメント低下は顕著なものの、記録的な気温上昇が消費を促した模様。
ただ、高インフレと生活危機に伴う個人消費低迷という全体像を変えることはなく、ポンドドルは今後数週間でさらに下落する可能性が高いとの声も少なくない。実際、東京時間の早朝に発表された8月調査分の英GfK消費者信頼感指数はマイナス44と過去最低となっていた。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美