ポンドドルは先週金曜日の雇用統計後のドル買い局面で1.3080台まで。その後1.31台を回復するなど、下値トライは限定的なものにとどまったが、戻りも鈍い。週明けは1.3100近くでスタートし、大台割れの場面も、その後はややしっかり。先週末NY市場で安値を付けた後の戻り高値をわずかに超えて1.3120前後での推移に。
先月23日に発表された英国の消費者物価指数は前年比6.2%まで上昇しており、物価高が止まらない中で追加引き締め期待が強い。そうした中、この後ロンドン朝にベイリー総裁の講演、夕方には前回の金融政策会合で唯一据え置き主張に回ったカンリフ副総裁の講演が予定されており、注目されている。
GBPUSD 1.3120