ただ、ポンドに弱気な見方も根強い。英中銀が今月16日の金融政策委員会(MPC)で0.50%ポイントの利上げを実施すれば、ポンドは上昇の可能性もあるが、その可能性は低く、0.25%ポイントの通常利上げに留まると見られている。そのため、今後数カ月間、ポンドは苦戦を強いられるとの予想が多いようだ。
英国は主要国の中で、遥かに困難な経済環境、遥かに困難な政策選択、遥かに困難な政治環境に直面していることがポンドを圧迫するという。英中銀の利上げに関する上振れサプライズがあれば別だが、ポンドドルは1.20ドルまで下落する可能性もあると指摘している。
GBP/USD 1.2578 GBP/JPY 163.23 EUR/GBP 0.8540
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美