市場からは、利上げによるリセッション(景気後退)への警戒感も高まっているものの、中央銀行は利上げに固執するとの見方も出ている。構造的または循環的であるにせよ、より強く長く続きそうなインフレ圧力は中央銀行に利上げサイクルを続けさせる可能性が非常に高いという。
ウクライナ危機の結果、コモディティ価格の上昇が復活しており、そのような中で中央銀行は金融政策の正常化路線を継続せざるを得ないという。本日の原油相場は123ドル台まで一時上昇している。
ただ、スタグフレーションに陥る確率は依然として低いと見ているが、ウクライナ危機の影響で、確率的には年初の5%以下から10-15%に自身の見解を引き上げたとも述べた。
USD/JPY 134.19 EUR/JPY 143.79
GBP/JPY 168.28 AUD/JPY 96.55
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美