市場からは、トラス政権の財政政策の大転換により、英経済が景気後退や住宅市場低迷を回避する可能性は低いとの指摘が出ている。英中銀が市場の予想通りに4.00%まで政策金利を引き上げた場合、2年物住宅ローン金利は5-6%となる。この住宅ローン金利急上昇が現実となる前にも、先行指標は住宅価格の伸びの大幅鈍化を暗示している。
住宅ローン金利の大幅上昇は、実質可処分所得の低下と相まって、住宅価格の急落を引き起こす可能性が高いという。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美