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ユーロの最近の回復は時期尚早 ショート推奨も=NY為替

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14

2023-01

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2023-01-14
市場予測
ユーロの最近の回復は時期尚早 ショート推奨も=NY為替
 きょうのNY為替市場は、この日発表の米雇用統計がFRBのタカ派姿勢を正当化する内容となったことで、為替市場はドル買いが強まっている。そのような中でユーロドルは下げが加速し、一時0.97ドル台前半まで下落する場面が見られた。ただ、下値では買いも見られる中、0.97ドル台後半まで下げ渋る展開。対ポンドでの買いがユーロの下値をサポートしているとの声も聞かれる。

 ただ、ユーロの買戻しは時期尚早であり、年末までに再びユーロは下値を試す可能性があるとの指摘も出ている。ユーロ圏の低成長と高インフレは引き続きECBを苦しめ、ユーロを弱体化させるという。さらに、ウクライナ紛争および、欧州とロシアの不安定な関係の解決はまだ先のことのように思われる。欧州はエネルギー供給の問題に直面しており、ユーロはさらに悪化する可能性が高いとしている

 ユーロドルをショート、下値ターゲットは0.96ドル、ストップを1.01ドルに置くよう推奨しているという。

EUR/USD 0.9776 EUR/JPY 141.96 EUR/GBP 0.8802

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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