総裁は「7月の理事会での利上げが織り込まれているが、現実的だと思える」と述べたうえで、「0.25%の利上げが現実的だが、大幅利上げを排除すべきではなく、その場合の論理的な次のステップは0.50%となるだろう」とも述べていた。
金融市場では年内にECBの1.00%の利上げ幅を織り込む動きが見られており、ユーロドルの買い戻しをサポートしている。ただ、市場ではユーロドルの下値警戒感は根強く、きょうの上げは一時的との見方も少なくない。そのような中で、1.05ドルを維持できるか注目される。
EUR/USD 1.0538 EUR/JPY 136.30 EUR/GBP 0.8443
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美