ECBは先週の理事会で7-9月期(第3四半期)での資産購入終了に再言及した。これを巡って様々な意見が出ている。7月に終了との見方や、9月に終了し、直ぐに大幅利上げとの主張も出ている模様。ラガルド総裁は会見で、利上げは資産購入終了後に早ければ1週間後に実施する可能性に言及していた。7月利上げ説もまだ残っている状況。なお、8月は理事会は予定されていない。
先週のECB理事会後よりはタカ派な雰囲気が漂っているものの、市場にはユーロを買い戻そうという機運はないようだ。いずれにしても、FRBとの金融格差は拡大の方向と見ているものと思われる。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美