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ユーロドルは方向感のない展開 ユーロ圏の景気への不安感が根強い=NY為替

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08

2022-10

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2022-10-08
市場予測
ユーロドルは方向感のない展開 ユーロ圏の景気への不安感が根強い=NY為替
 きょうのユーロドルは方向感のない展開を続けており、パリティ(1.00ドル)付近での一進一退が続いている。1.00ドル台に入ると、戻り売り圧力が強まる一方で下値では、ECBがタカ派姿勢を強める中、ショートカバーも出るようだ。

 ただ、ユーロ圏の景気への不安感が根強く、上値での戻り待ちの売りを推奨する向きは多い。ユーロ圏はエネルギー高騰の影響によるインフレの持続的な上昇、ECBのタカ派姿勢の明確化、外需の弱体化の中で、深刻かつ長期的なリセッション(景気後退)に陥る可能性があるという。今年10-12月期から来年の4-6月期にかけて、ユーロ圏はリセッションに陥り、実質GDPがピーク時から1.7%ポイント縮小すると予想しているようだ。

 その後はU字型の回復が見込まれるが、インフレは引き続き高水準のまま推移し、ユーロ圏のインフレは10-12月期に総合指数で9.3%、コアインフレで4.4%でピークに達すると予想している。

EUR/USD 0.9993 EUR/JPY 143.40 EUR/GBP 0.8704

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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