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ユーロドルは緩やかに上昇して今年を終えるとの見方も=NY為替

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22

2022-04

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2022-04-22
市場予測
ユーロドルは緩やかに上昇して今年を終えるとの見方も=NY為替
 ユーロドルはロンドン時間の序盤に1.0935ドル付近まで買い戻されていたものの、NY時間にかけて伸び悩む展開となっており、1.08ドル台半ばに値を落としている。本日の21日線は1.0920ドル付近に来ているが、きょうはその水準を上回る場面が見られたものの、結局、押し戻されている。ドル買いの動きが一服しつつある中で、ユーロドルはリバウンドの兆候が出ているが、きょうの動きを見た限りにおいては、上値はなお重い印象。

 ウクライナ危機が短期的にユーロの足かせとなる可能性があるが、ユーロドルは緩やかに上昇して年を越すとの見方も出ている。ユーロ圏経済はロシアのエネルギー供給に依存していることから、米国よりもウクライナ危機からの逆風に直面している。しかし、FRBの急速な引き締めが来年に米経済をリセッションに追い込むリスクがあるという。一方、ECBは早ければ7月にも利上げを行う可能性があることを示唆しており、夏以降、ユーロドルは1.10ドル水準まで買い戻される展開が期待されるとしている。

EUR/USD 1.0853 EUR/JPY 139.38 EUR/GBP 0.8320

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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