ウクライナ危機が短期的にユーロの足かせとなる可能性があるが、ユーロドルは緩やかに上昇して年を越すとの見方も出ている。ユーロ圏経済はロシアのエネルギー供給に依存していることから、米国よりもウクライナ危機からの逆風に直面している。しかし、FRBの急速な引き締めが来年に米経済をリセッションに追い込むリスクがあるという。一方、ECBは早ければ7月にも利上げを行う可能性があることを示唆しており、夏以降、ユーロドルは1.10ドル水準まで買い戻される展開が期待されるとしている。
EUR/USD 1.0853 EUR/JPY 139.38 EUR/GBP 0.8320
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美