ECBも先日の理事会で予想外にタカ派姿勢を示し、年内の利上げ開始に可能性を残している。きょうはECB理事のクノット・オランダ中銀総裁の発言が伝わり、すでに高水準の消費者物価が上振れするようならば、年内2回の利上げを行う可能性も排除しないと発言していた。ウクライナ危機の不透明感にもかかわらず、十数年ぶりの利上げが今後数カ月で実施される可能性があるとも述べていた。
本日の21日線は1.1110ドル付近に来ており、目先の戻りメドとして意識される。
EUR/USD 1.1087 EUR/JPY 131.55 EUR/GBP 0.8448
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美