きょうは3月のドイツ鉱工業生産が発表になっていたが、前月比3.9%減と2年ぶりの減少幅となっていた。主に自動車生産が14%減少したことが主因。ドイツの製造業の受注残は全体的に高水準で推移しているものの、今後数カ月のうちに減速する可能性が指摘されている。原材料と供給制約により、受注残を消化することができないという。
中国の習近平政権がゼロコロナ政策を堅持する限り、この状況は大きく変わらず、そのためにドイツ製造業は今後数カ月で減速し、期待されているサービス業の売上げ増をほぼ中和してしまう可能性が高いと指摘している。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美