ECBがユーロ急落をどう見ているか注目されるところではあるが、市場の一部からは、最近のユーロ急落もECBは来週の理事会でユーロに関する表現を変える可能性は低いとの指摘も出ている。ECBは恐らく「ユーロの水準を目標とはしないが、動きがインフレ見通しに与える影響には注意を払う」との文言を繰り返し述べる可能性が高いとしている。
現在のユーロ安は金利差の影響が大きく、ECBが他の中央銀行よりも小幅な利上げを行っている限り、ユーロが強含むことはないという。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美