東京外為市場でドル円は128円半ばで下げ一服。主要な米株価指数が大幅安となったことによるリスク回避ムードの高まりから、序盤にドル円は127.89円付近まで下落したが、円買い・ドル売りは続かず。主要国の景気後退懸念は高まっているものの、リセッション入りを示唆する米経済指標が今のところ限定的であることが下値を支えている。日銀が金融緩和を継続できるのか、明日の日本の消費者物価指数(CPI)に目を向ける動きがあることもドル円の一方的な推移を抑制した。
ユーロ円は134円後半、ポンド円は158円後半で下げ一服。豪ドル円は89円半ばで推移。4月の豪雇用統計はあまり手がかりとならず。
MINKABU PRESS