豪中銀のロウ総裁は半期に一度の議会証言で、インフレ率を確実に中銀目標(2-3%)に戻す必要がある。高インフレを定着させないために必要な対応を行うと述べた。ただ、利上げペースはある段階で減速する必要があるとも語った。豪ドル円は95.90円台で推移、ロウ総裁の議会証言に対する反応は限定的。
豪州のインフレ率は6%を超えていることから、次回10月の会合でも利上げに踏み切る可能性が高い。キャッシュレートを現在の2.35%を11月時点までに3.00%に引き上げて、利上げサイクルを終了するとの見方が濃厚。