一部からは、世界的な製造業の減速により、ユーロドルはさらに下値を試すとの見方も出ている。世界の製造業が減速しているにもかかわらず、中央銀行がインフレ抑制のために金融政策を引き締めることから、ユーロドルは今後1年間、軟調に推移する可能性が高いという。
世界の製造業は減速しており、ユーロドルのリスク評価も下向きを示しているという。また、ウクライナ危機の結果次第では、ドル高がさらに進む可能性が高いとも指摘している。FRBは今後1年間、インフレが確実に緩和されるための行動を取るのに対し、ECBの利上げは緩やかなものに留まるという。今後1年以内にユーロドルは1.05ドルまで下落すると予想している。
EUR/USD 1.0787 EUR/JPY 138.85 EUR/GBP 0.8295
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美