ウクライナ危機が世界経済の見通しに変化を与え、米国債利回りは以前予想していたよりも上昇し、株式は上昇を見込むものの、上げ幅は小幅に留まるとの見方も出ている。米10年債利回りは2023年末に3%とウクライナ危機前の2.75%から上方修正し、来年のS&P500は4800と、もはや5150はないと見込んでいる。
米経済は欧州よりもウクライナ危機による被害が少なく、FRBに利上げ余地を与える可能性が高い一方、株価は先進国市場全体で上昇を見込むものの、年換算では近年よりも遥かに上げ幅は小くなるという。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美