東京外為市場でドル円は133.21円付近まで円安・ドル高推移し、約20年ぶりの円安水準を連日で更新。主要国が金融引き締めに動いているなかで、日銀が一人出遅れていることが円安を後押ししている。インフレが家計を直撃しているが、賃金が停滞しているなかで金融引き締めを開始する条件は整っておらず、日銀に為す術がないことも円安を後押し。
ユーロ円は142.36円付近、ポンド円は167.44円付近、豪ドル円は96.20円付近まで上昇し、円相場は全面安。明日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えてユーロ円は2015年1月以来の高値を塗り替えている。
MINKABU PRESS