市場からは、FRBが中立金利の水準まで迅速に政策金利を引き上げたあとは、利上げを一旦停止し、年末に向けて再評価するのではとの見方が出ている。6月と7月の2回の0.50%ポイントの大幅利上げを実施したとしても、9月は通常の0.25%の利上げを実施して一旦停止との見方や、7月から通常の0.25%の利上げに戻すのではとの指摘も出ている。いずれにしろ、これまでの利上げ期待は一歩後退させている印象だ。
為替市場はドル売りの反応が見られ、ユーロドルやポンドドルは買いが優勢となっている。一方、ドル円は株高・円安の動きもあり、127円台での推移が続いている状況。
USD/JPY 127.33 EUR/USD 1.0689 GBP/USD 1.2583
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美