東京外為市場でドル円は下げ一服。新型コロナウイルスが流行する中国・北京で大規模なPCR検査が始まり、上海に続き封鎖されるリスクが高まっていることがドル円を圧迫しているが、東京正午にかけては下げが落ち着いた。月末絡みの円買い・ドル売りが一巡したほか、円をリスク回避通貨として認識する投資家は乏しくなっており、ドル円の下値は広がりにくい。
ユーロ円は136.52円付近、ポンド円は162.23円付近、豪ドル円は91.42円付近まで軟化した後、下げが一巡している。ただ、安値からの戻りは限定的。
MINKABU PRESS