先週末の米雇用統計で大きく上昇を見せたドル円。昨日は海外市場で一時調整の動きが強まり、134円30銭台まで。もっともNY市場午後にはドル買いが再び強まり135円台を回復して東京朝を迎えた。
東京市場では午前中にいったん調整が入る動き。日経平均の下げなども重石となり、ドル円は134円67銭まで。その後昼前後にかけて135円台まで買い戻しが入ると、午後はもみ合いに。ロンドン市場の本格参加を前に少し買いが優勢も135円00銭台までにとどまっている。
明日の米消費者物価指数を前に、上下ともに大きな動きには慎重な姿勢が見られる。
ユーロドルも小動きに終始した。昨日海外市場でのドル売りに1.0220台を付けた後、1.02割れを付けて東京朝を迎えると、1.02超えからの買いに慎重に。もっとも1.0190前後がしっかりしており、ドル円以上に狭いレンジでの推移に終始。
ユーロ円はドル円の調整に合わせ朝方はやや上値が重く137円27銭まで。その後は買い戻しが入っており137円70銭台まで上昇。
MINKABU PRESS 山岡和雅