2年債 2.782(+0.051)
10年債 2.977(-0.004)
30年債 3.016(-0.017)
期待インフレ率 2.830(-0.001)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは横ばい。明日のFOMCの結果発表を控えて、前半の利回りは下げたものの、後半になって前日付近まで戻している。
10年債は一時2.91%台まで低下し、30年債は2.96%台まで一時低下した。
市場は明日のFOMCでの0.50%の大幅利上げを確実視しているが、それ自体はすでに織り込み済み。短期金融市場では6月、7月も連続で大幅利上げを見込む動きが出ており、そのうちの1回は0.75%の利上げとの見方も強まっている。今回もFRBは引き締めに積極姿勢を示してくるものと思われるが、ウクライナ情勢や中国ロックダウンの影響も警戒される中で、どの程度まで積極的なのかヒントを探りたいところもあるようだ。
2-10年債の利回り格差は+20(前営業日+26)に縮小している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美