明日はカナダ中銀の金融政策委員会が予定されおり、0.50%の大幅利上げが見込まれている。その場合、政策金利は1.00%まで上昇。また、バランスシート縮小も同時に発表し、5月からの開始を打ち出して来るとも見られているようだ。インフレの急上昇、3月の失業率の記録的低下、FRBによる5月FOMCでの大幅利上げが見込まれる中、カナダ中銀も行動を起こすと見られている。一方、大幅利上げは今回限りで、6月から10月にかけては0.25%の通常利上げが続くとも見込まれている模様。
金融政策報告書(MPR)では、インフレ見通しが上方修正され、成長見通しはほぼ安定的に推移すると予想してくる可能性も見込まれている。
ただ、市場は大方織り込んでおり、カナダドルがどう反応するかは未知数。
USD/CAD 1.2612 CAD/JPY 99.28
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美