昨日のロンドン市場午前に、日銀が29日から31日間で連続で指値オペを行うとの発表を受けて約6年7か月ぶりの円安圏となる125円を付けたドル円。その後NY午前にかけては調整が強まり123円10銭台まで値を落としたが、NY午後から東京朝にかけては買いが入り、124円10銭台まで。その後も午前中は不安定な振幅が続き、9時過ぎに123円30銭前後まで値を落としたものの、仲値がらみでのドル買いなどもあり10時前には124円30銭前後までと約1円の急騰に。上昇一服後は値を落とし市、昼前には123円20銭台。さらに午後に入って123円11銭前後までと、ドル売り円買いが強まる場面が見られた。下げ一服後はロンドン勢待ちとなる中少し値を戻して123円60銭台に。
ユーロは落ち着いた動き。午前中のドル円が124円30銭前後を付けたドル高局面で1.0970前後まで下落も、下げはそこまで、戻りは1.10手前までと動きが落ち着いている。
ユーロ円は朝のドル円の上昇に136円台半ば超え。その後の調整に135円50銭手前まで約1円の下げとなった後、ドル円の124円30銭前後への上昇に136円30銭台まで。その後はじりじりと値を落として135円30銭近くまで値を落としている。
MINKABU PRESS 山岡和雅