経済産業省は21日、東北地方の地震による一部の発電所停止や関東地方の気温低下で明日22日朝からの東京電力管内の電力需給が極めて厳しい見通しになったとして、初の電力需給ひっ迫警報を発令した。1都8県の電力利用者に節電を呼び掛け、家庭や職場で不要な照明を消したり、暖房の設定温度を20度にしたりすることなどを求めている。
また、東京電力パワーグリッドは22日の電力需給について、他の電力会社から最大計237万キロワットの電力融通を受ける見通しだと明らかにした。北海道や東北から最大177万キロワット、中部以西から最大60万キロワットの融通を受けるという。